社数
88社
移動手段
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目安
四国一周 約1,400km(歩き40〜50日/車10〜12日)
「お遍路」は、弘法大師・空海ゆかりの四国八十八ヶ所の霊場(札所)を巡拝する、千年以上の歴史をもつ日本を代表する巡礼です。
第1番・霊山寺(徳島)から第88番・大窪寺(香川)まで四国を一周し、全長は約1,400km。白衣に菅笠、金剛杖の姿で「同行二人」――いつも弘法大師とともに歩むとされます。
このコースの見どころ
- ◆弘法大師・空海ゆかりの八十八の霊場を巡拝
- ◆四国一周・全長約1,400kmの大巡礼
- ◆第1番霊山寺(発願)〜第88番大窪寺(結願)
- ◆白衣・菅笠・金剛杖、「同行二人」の巡礼文化
このコースで出会える風景

白衣・菅笠・金剛杖のお遍路さん。袋には「同行二人」

弘法大師生誕の地・第75番善通寺の五重塔

第51番石手寺の仁王門(国宝)
お遍路とは
「お遍路」とは、四国に点在する八十八ヶ所の弘法大師ゆかりの霊場を巡る巡礼のこと。巡る人を、親しみを込めて「お遍路さん」と呼びます。
四県はそれぞれ修行の段階になぞらえ、徳島=発心の道場、高知=修行の道場、愛媛=菩提の道場、香川=涅槃の道場と呼ばれます。第1番から番号順にすべて巡り終えることを「満願(結願)」といいます。
歴史
弘法大師・空海(774〜835)が若き日に四国で修行を重ねたことに起源をもち、のちに大師の足跡をたどる修行の道として、僧侶や修験者が巡るようになりました。
江戸時代には、道中記(案内書)の普及や「お接待」の文化に支えられ、庶民の巡礼として広く親しまれるように。1,200年を超える歴史をもつ、世界的にも稀な回遊型の巡礼です。
「同行二人」とご利益
お遍路では、弘法大師がつねに傍らで見守ってくださるという「同行二人(どうぎょうににん)」の心で歩きます。菅笠や金剛杖にもこの言葉が記されます。
各札所では本堂と大師堂に納札し読経、納経帳に御朱印(納経印)をいただきます。心願成就や先祖供養とともに、日常を離れて自分自身と静かに向き合えることが、お遍路の大きな魅力です。
巡り方
第1番から番号順に巡るのを「順打ち」、逆順を「逆打ち」といいます(うるう年の逆打ちは功徳が大きいと伝わります)。一度に全周する「通し打ち」、何回かに分けて巡る「区切り打ち」など、自分のペースで構いません。
歩き遍路(約40〜50日)、車・バスツアー(約10日前後)など手段もさまざま。白衣・菅笠・金剛杖・輪袈裟・数珠・納経帳といった巡礼の道具も、旅の気持ちを整えてくれます。
こんな方におすすめ
・日常を離れ、自分と静かに向き合いたい方 ・弘法大師信仰や歴史・文化にふれたい方 ・四国の雄大な自然と人情(お接待文化)を感じたい方 ・御朱印(納経)を集めたい方
全周でなくても大丈夫。まずは数か所の「区切り打ち」や、近い道場(県)から始めるのもおすすめです。
結願、そして高野山へ
第88番・大窪寺で全札所を巡り終えることを「結願(満願)」といいます。
その後、弘法大師が今も瞑想を続けるとされる高野山・奥之院へ「お礼参り」に向かうのが、古くからの巡礼の習わしです。
道場ごとに計画を保存
全周は長いので、四国の四県(四つの道場)に分けて、それぞれを自分の巡礼計画として保存できます。
